アパート

自分に合ったマイホームを手に入れたい方であれば、建売住宅ではなくて注文住宅を選ぶ方法があります。注文住宅の大きなメリットは、間取りや家の構造・外観・設備などを自由に決めることができることです。予算が許す範囲で、自分好みのマイホームを建てることが可能です。

ほとんどの方は注文住宅を建築する際に銀行の住宅ローンを利用するので、収入を考えて返済可能な範囲内に収める必要があります。限られた予算の範囲内で住宅を建てるためには、最初にしっかりと計画を立てなければなりません。注文住宅を建てる際の予算計画の流れですが、購入予定の土地に合わせて建物の大きさ(床面積や部屋数など)を決めます。次にハウスメーカーに見積もりを依頼して、実際にかかる費用を算出してオプションを追加したり変更を加えるなどして最終的な設計を決定することになります。マイホームを作る場合は土地の購入や建物の建設費用だけでなく、税金や入居・引越し費用も考慮しなければなりません。

住宅ローンを組む場合は、月々の借入金の返済が生活を圧迫しない範囲にするべきです。一般的にローンの返済で生活に支障をきたさないようにするためには、返済金額が年収に対して25%以内が目安とされています。例えば年収が400万円の家庭であれば年間の返済額が100万円で、ローンの支払いは月々8.3万円です。年収が400万円の家庭で35年ローンを組む場合は、金利も含めてトータルで2845万円まで借入ができることになります。年収が800万円であれば、単純に計算するとトータルで5725万円がローンの上限です。

安定した収入がある方であれば、将来に年収がアップすることを見越して多めにローンを組むことができるかもしれません。ただし、住宅ローンを返済している間にカーローンを利用して自動車を購入したり、住宅のメンテナンス費用(外壁や屋根の修繕工事など)が発生することがあります。台風や大雨などのように予期せぬ自然災害が発生して、臨時に修繕費用が発生する可能性も考慮すべきです。将来に見込まれる年収の増加分は、自動車の購入やメンテナンス費用に充てることができるかもしれません。

マイホームのために予算計画を立てる際に、将来に年収が増えることも考慮できます。ただし、生活費や子供の学費や住宅の修繕費用が発生することなども考えておく必要があります。注文住宅を購入する場合は、長期的な視点で予算を考えることが大切です。