マイホームを建てる前に読みたい本
2020年12月25日マイホームを建てる場合は、ハウスメーカーに予算や希望を伝えることで自分好みの間取りで設計・施工を依頼することができるというメリットがあります。どうしても専門家に任せなければならない部分もありますが、使いやすい家にするためには消費者たる施工主も情報収集をして基本的な知識を身につけておくことが大切です。
家作りの基本を学びたい方であれば、住まいの解剖図鑑(楽天ブックス)がおすすめです。建築関連の業界に従事する人にとっては当然の知識でも、一般の人は理解できていない部分がたくさんあります。ドア・浴室・扉・軒下などは誰もが当たり前のように使用していますが、これらには大切な役割が秘められています。住宅には日常的に使用したり気にしていない部分がたくさんありますが、それぞれの役割や意味について知ることができるでしょう。この書籍では住宅の設計と建築に関する基本を550以上のイラストで分かりやすく解説してくれているので、これからマイホームの購入をお考えの方におすすめです。
マイホームの間取りを考えの方であれば、最高の家を作る「間取り」のコツ112(主婦の友社)という書籍がおすすめです。この本は、住宅の間取りとプラニングの考え方の基本を理解するのに役立つ情報が盛り込まれています。人気建築家が、写真やイラストなどで間取りのコツを分かりやすく説明してくれています。良い敷地の選び方の解説から間取りの考え方まで体系的に学ぶことができるので、土地を購入する前に読んでおくと良いでしょう。
限られた敷地に住宅を建築することを予定している方であれば、小さな家に暮らしたい(主婦の友社)がおすすめです。この本には、空間を有効に活用することができる間取りの例とアドバイスが紹介されています。この書籍は、都市部や予算が限られているなどの理由で敷地面積が狭い場所に住宅を建てる際に役立つでしょう。ちなみに家具やインテリアを工夫する方法も紹介されているので、既に生活をしている方でも役に立つ知識が得られます。
注文住宅は自由度が高いですが、基本的な知識を持っていないと間取りの設計で失敗するリスクもあります。自分好みの使いやすい家を手に入れるためには、家作りの基本的な知識を学んでおくことが大切です。基礎知識があればハウスメーカーと交渉する際に話をスムーズに進めることができますし、家族やペットのニーズに合った間取りを設計することができるでしょう。